すべてのビジネスにマーケティング思考を！「Rhythm Marketing Lab」　（リズムマーケティング研究所）のブログです。

Owlet

■資金調達中のOwlet。

「ウェアラブルで健康管理はできるのか？」

最近よく考えてしまいます。

僕の考える健康になる方法とは

身体に良いもの・必要なものをしっかり食べて、
運動して、
休んで、
そして「健康」になる。

精神的な部分は抜きにしたとしての「健康」だけどね。

テクノロジーの発展で、人間はより健康になれるのだろうか？
その答えは、「なれる」・・・ような気がするし、それはちょっと次元の違う話だ・・・という僕もいる。
（根本的には上記した通り、しっかり食べてしっかり休むことだろうけど。それが出来ていることが前提で、テクノロジーやそれこそ「ウェアラブル」との付き合い方で「健康」に近づける）

現在「クラウドファンディング」で資金調達中の「スマートソックスOwlet)」は、
赤ちゃんの健康管理をするのに最適だ。（映像みてみんしゃい）
もし販売が開始されれば、「スマートソックス（Owlet)」が欲しいがために「スマートフォン」に機種変更する方も多いだろうよ。



しかしだなーしかし、
極端な話になっちゃうけど、
「スマートソックス（Owlet)」によって、健康管理がしやすくなるかもしれないけど
「スマートソックス（Owlet)」によって、失われる「母の感」みたいなものってないのかなー・・・って、変な風に考えてしまうのは僕だけか？

赤ちゃんを抱っこした時の、微妙な体温や心拍数の変化に気づく。
いつもと違う赤ちゃんの表情に気づく。
泣き方や泣き声からも、赤ちゃんの微妙な体調の変化に気づく。
これらは、われわれ男にはかなり難しい、いわゆる「母の感」のようなものではないでしょうか？
世の子を持つ男性の皆様。そう思いますよね？
（実際、うちの妻は今でも凄い。自分の子供の微妙な変化から我が子の体調管理のサポートをしている）

「スマートソックス（Owlet)」利用者が、それに頼り過ぎて、それを信じすぎて、
赤ちゃんとの接触が減り、微妙な変化を読み取る母の感を失いはせんだろうか・・・？

「スマートソックス（Owlet)」は素晴らしいアイディアだし商品だと思うが、
やっぱ、上記したような「母の感」という面まで網羅したような
「リアルの部分」もしっかりサポートや啓蒙ができないだろうかと考えます。
（具体的には、メーカーが「赤ちゃんの健康管理について」リアルの場でセミナーをするとか）
こんな時代だからこそ、大事にしたいのよ「リアルの場」を。

「テクノロジーに頼りすぎるのは、便利ではあるが、ある意味危険が備わっていることを僕らは忘れてはいけないのだ。」
（新商品の紹介で、こんなこと書く人僕だけだろうけどね）

■上手に付き合うこと。

テクノロジーの発展は素晴らしいけど、上手に付き合うことが最重要である。
それによって、大事な何かを失わないように。

ちなみに、
僕ら家族に新しい赤ちゃんを授かったとしたら・・・
きっと「スマートソックス（Owlet)」は使わないだろう。
しっかり赤ちゃんと向き合って、健康管理のサポートをしていく。
まぁー、1000円位の値段なら考えなくもないが（汗）ははは。