すべてのビジネスにマーケティング思考を！「Rhythm Marketing Lab」　（リズムマーケティング研究所）のブログです。

▲グリーファンジャパン
※画像はバルミューダのサイトより→http://www.balmuda.com/jp/

■日本製

メード・イン・ジャパンが熱い。
バルミューダが生産する高級扇風機。

その名も
グリーンファンジャパン

商品名にジャパンが入っているのはなぜか？

それは「メード・イン・ジャパン」だからだ。

価格は37,800円と従来機より3,000円ほど高い。

日本製である。

従来品までは中国で生産していたが、グリーンファンジャパンからは国内生産に乗り出した。

■国内生産に切り替える理由は？

生産コストはまだ中国の方が安いが、それでも国内生産に切り替える理由は？


中国生産は人件費などは安い。生産コストはまだ安い。
しかし、言葉の違いにより品質や生産効率の向上に手間取り
現地にスタッフを送ることでコストがかさむといいます。

一方、日本で生産するのに
人件費は高いが、言葉の問題がなく
開発から生産まで時間が短縮でき効率化できる。

効率化が進めば、おのずと中国で生産するのと同程度まで生産コストを下がると見込んでいるようです。

フィリピンでは、日本の中古が人気で、
中国産や韓国産の新品よりも高い値で、日本産の中古が売れるといいます。
選ぶ理由は「クオリティー」「丈夫さ」だといいます。

メーカーにとって、「クオリティー」は最重要と言えるでしょう。

「クオリティーを下げてまで、安く作って安くうるのか？」

「クオリティーで勝負し、高く買っていただくか？」

もちろん市場を選ばないといけないし、かなりの戦略が必要だが、
僕は後者の商売の仕方を応援する。し、自分でもそうしてきた。

バルミューダのグリーンファンジャパンの行方に注目したいと思います。