すべてのビジネスにマーケティング思考を！「Rhythm Marketing Lab」　（リズムマーケティング研究所）のブログです。

有楽町ビックカメラへ

有楽町のビックカメラへ行ってきました。
買い物にというわけではなく、外国人観光客への対応をリサーチしに。

一階から売り場に入ると...
あれっ？思ったほど多言語POPがありません。

プライスカードも普通に日本語。

これといった多言語看板もなく。（見当たらなく。）
目立って外国人を対象にしているようには見えません。

きっと階を上がるごとに強化しているんだろう...とエスカレーターで上へ上へ

あれっ？
やっぱこれといった多言語販促物は見当たりません。
どうなってるの？

と思った矢先、とある階（何階かわすれちゃいました）にてTAX FREEのレジを発見。

なんと！
その周りではガンガン多言語発信。


しかも、外国人観光客（特に中国系）に選ばれている、ステンレスボトル、炊飯器などが山積みです。
本当に山積みなんです。
商品棚の商品が直ぐになくなるんでしょうね。
棚の横には台車の上に山積みの商品がスタンバイしている状況。

特にステンレスボトルの売れ行きは、彼らのカゴの中をみると度胆です。
3～5個
いやいや10個くらい入っている方もいらっしゃいます。
きっと、家族や親せきの分も購入していくのでしょう。

お茶を温かくして飲む習慣のある中国人にとって、日本製のステンレスボトルの保温性は相当な『価値』なんでしょうね。

と、いろいろリサーチしている僕の横で中国系の方が定員さんを呼び止めました

「これ、欲しいです」
どうやら、炊飯器がほしいようです。

値段を見ると54,000円。
結構なお値段です。

スタッフ
「これ、ですね」

外国人観光客の方
「はい、これ2つください」

2つ

2つなんですねー。

そりゃー、外国人観光客の売り上げが上がるわけです。

ステンレスボトルも炊飯器も、複数個購入する。
しかも、ついでに「和柄のハンカチ」「寿司型のキーホルダー」「抹茶味のお菓子」
どんどんどんどん、カゴに入れていきます。

ついで買いも誘うような品ぞろえを、このTAXFREEのレジ周りだけで展開しているようです。
（他の売り場でも展開しているかもしれませんが、TAX FREEレジ周りにてコレでもか！と展開しています）

ということで、彼えらは広い店内をうろちょろするよりも、TAX FREEレジ周りに行けば、ほしいものが見つかるという仕組み。

きっと、外国人観光客への売り上げの全体に対する割合はまだ数パーセントから数十パーセントというところでしょうか？
これが、40％くらいになってくれば売場全体の動きも変わってくるでしょうね。

ということを考えながら、有楽町ビックカメラをリサーチしたのでした。

その後は銀座ぶらぶら

ビックカメラの後は、銀座全体をリサーチ

沖縄の国際通りを歩いている外国人観光客と
銀座を歩いている外国人観光客の「違い」を感じました。

見るからにお金をもっていそうな外国人が多いのが銀座。
来ている服、持っている鞄も良いもの。
という感じがしましたね。
実際のとこはわかんないですが。

沖縄も、このような「見るからにお金持っていそうな外国人観光客」の方々が集まる街を作れないですかねー。

っということで「ライカム」に期待しているんです。

4月25日（土）
いよいよ、イオンモール沖縄ライカムがオープンします。

ゆいレールで行けるわけでもなく、車でも空港や主要ホテルからはちょっと遠い位置関係。
そんな立地にて、どのような外国人対応をしてくるのか、結構楽しみです。
もちろん、地元や日本人観光客への対応も楽しみ。
新たな発見があるであろう「イオンモール沖縄ライカム」
混むこと間違いなしですが...オープン初日に行くべき？でしょうか...
悩みどころです。

あなたなーらどうする？